SEGA

『野球つく!!』

大人になった野球少年たちに贈る

スペシャルインタビュー

セガサミー野球部 監督 青島 健太

※インタビュー当時のものです。

最初にセガサミー野球部の監督に就任された経緯を教えてください。

青島
14,15年メディアの仕事をしてきまして、野球だけでなく様々なアスリートの方、最近は特に海外で活躍するような若い選手もたくさんいて、その中でいろんな選手の話を伺ってきました。自分の中でそろそろお話を伺ってきたことを、現場でプレーする選手にフィードバックできないかなぁとか、話を聞くだけでなくて実際に野球に関わっていくということをやってみたいという気持ちが出てきていました。そういうタイミングで自分にセガサミー野球部のチームを立ち上げるところからスタッフの一人として関わりませんか?というお話をいただきました。これは滅多にないチャンスだと思いましたので、是非関わりたいと。

実際にユニフォームを着て選手たちをまとめていく仕事はメディアの仕事とはかなり違うものでしょうか?

青島
メディアの仕事、つまり書くとかしゃべるとか表現する仕事は、きわめて個人的な感覚でする仕事ですが、チームで何か目指すというのは、もう少しスケールが上がりますよね。そういうことをやりたいという気持ちが芽生えていたんですよね。仲間で何かやりたいという思いが強かった。やっぱりそれぞれ置かれた環境や背景、目標が違う様々な人たちが集まって、みんなで何かやるのは違いますよね。日々いろんなことがあるし、そう簡単にいくとは思っていなかったけど、実際大変ですよね(笑)。

メディアで、プロ野球の視聴率が落ちている、と言われていることについてはどのように思いますか?

青島
野球が、日本の中で長い間人気スポーツであったのは間違いないと思います。人々の娯楽の真ん中にあって、繁栄してきたと思うんですけど、野球だけじゃなくて日本のスポーツ界全体を取り巻く環境が変わってきたと思うんです。今は、プロ野球の人気もぶっちぎりで大人気という状況ではない。社会人野球を取り囲む環境も、かつて昭和30年代には200を越す社会人チームがあったけど、現在は70前後まで減ってしまっています。でも逆にクラブチームは300を越すくらいになっていたり、そういう風に変化していってるんですよね。 セガサミー野球部の話に戻りますが、社会人野球の中では撤退していくところが多いなかで、セガサミーは逆に積極的に進出していっています。この機会を活かせば大きな影響力を持つチームになれると思います。それはまだまだ、われわれの活動がこれからどういうものを生み出すのかなので、これからだと思いますが、球界を活気づける活動をしていきたいと思っています。そういうものを期待できるチームだと思っていますから、心躍る思いでチームに参加させていただいています。

そのセガサミー野球部は、なんと発足2年目で東京都代表に選ばれこれから東京ドームでの都市対抗野球が待っています。道のりは厳しかったと思うのですが、この躍進については予想通りだったでしょうか?

青島
去年第1代表決定戦までいきましたから、チャンスはあったんですが、出るまでには3年くらいかかるのかなと思っていました。チームというのは選手を連れてきて、すぐ試合ができるという形を作れば機能するのか?というとそういうことではありません。それぞれがお互いをわかりあうまで時間は必要ですし、チームとしてやらなければならない練習、熟練度をあげていかないといけないし、ほとんどの選手が社会人野球に対して何の情報、知識ももたずにきている若い選手ばかりでしたから、自分たちが戦う環境が、どういうことをやっていけば勝てるというのを知る必要がありました。だから、ある程度必要な時間はあると思っていました。結果的には早かったけど、行けるなら1年目で行きたかったですね。

1年目の成績があったので、今年のプレッシャーはすごかったのでは?

青島
プレッシャーの中でも選手、スタッフはよくがんばってくれました。2年目の出場は、選手とスタッフのがんばりのおかげですね。

プロ野球の中でも、管理主義の方や放任主義の方などいろいろなスタイルの方がいますが、青島監督はどのようなタイプの監督ですか?

青島
僕は超放任ですよ(笑)。

ノックを見ていてすごく選手の盛り上げ方がうまいなと思っていました。

青島
いやいや、ほんとに僕は超放任です。それはあくまでも僕のスタイルですが、やっぱり社会人野球ですから、今年入った1年目の選手ももう企業の人間です。僕も働く人間としてちょっと先輩というだけで、選手とも対等な関係だと思っています。僕も監督という立場をいただいていますけども、それは1つの役割なだけで、みんなそれぞれ役割を担って、自分の立場をもってこのチームに集っているわけです。気持ちの入っていないプレーに怒ることはありますけど、基本的には放任しています。みんなと同じ意思をもって目標に向かいたい。考え方が違う人がいたとしても、それは社会人だからいいんですけどね。でも、このチームが何をやろうとしているのか、みんなが何をしようとしているのかだけは確認していかないといけないと思っています。それ以外に特に選手に言うことはないですね。

野球つくONLINEでは、ポスティングというシステムがあります。実際のプロ野球でのFA制度や、メジャーリーグに移籍する場合にはポスティングというようないろいろな移籍システムがあります。実際の制度についてどのように考えていますか?

青島
球団が手塩にかけて育てた選手が簡単に移籍してしまう、それを防ぐにはどうしたらいいのかということで生まれたのがポスティングシステムだと思います。選手としてはアメリカに移籍するためには、FA権がとれなければ、ポスティングか自由契約になるしかない。昨年のケースではものすごい金額をアメリカ側が払ってくれました。球団側としては、選手の意思が強い場合はポスティングで移籍させて、それに見合う金銭を得ることができる。現状としては合理的なシステムだと思います。
もしかしたらアメリカ側は困っているかもしれませんが(笑)。
ですが、獲得したい金額で入札してきているので、それほど不合理だとは思っていません。
むしろ問題はドラフト制度のほうだと思います。いろいろ模索していますが、まだ正解は見えていない。今年は問題が出てしまって、答えは難しいのですがすっきりさせないといけないと思います。球団の論理でいえば、球団も企業ですから欲しい戦力を獲得したいというのは、企業努力としてわかります。逆指名制度もそのひとつだと思います。僕が一番大事だと思うのは、世の中に対してわかりやすく、平等かつフェアあることがプロ野球にとって大事にすべきだと思っています。フェアでわかりやすい形となると、やはり下位球団から順番に指名をしていくのがいいのかなぁという気がします。でもこれはいろいろ意見があるんですよね。これをやって本当にプロ野球が盛り上がるのかというと、そうはならないんじゃないかという意見もあります。経済の専門家などはそういうことをいっていますよね。むしろ自由な競争ですごく強いチームがあったほうがいい、経済的な平等はないほうがいいという人もいます。でも、僕は平等に、フェアにやったほうがいいと思っています。

なるほど。ではそろそろチームをつくっていきましょうか。ファン球団はやはりスワローズですか?

青島
そうですね。やっぱり思い入れはあります。故郷みたいなものです。本拠地は出身の新潟にしようかな。

チーム名は?

青島
青島だからブルーアイランズにしておこうかな(笑)。
ロゴは海っぽい感じにしよう。ユニフォームつくるのは悩むなぁ(笑)。

青島監督、5分ほど悩んだ末にユニフォームを決定

青島
秘書は島本えりとキャスリン・メイヤーのどちらかだなぁ・・・でも平畑さんもいいなぁ・・・うーん、やっぱりキャスリン・メイヤーにします。スターターパックは投手力パックにします。

野球はやはり投手力ですか?

青島
そうですねぇ。中心選手は抑えの石井弘敏にします。

なるほど。ちなみに青島監督が、もし日本代表の監督になったらどのようなチームを作りたいですか?

青島
チーム方針は、若くて運動能力が高い、野手は足が速い選手を集めたいね。あまり大きなのは打たなくてもいいんですけど、とにかく機動力があって、ポテンシャルの大きな選手でチームを作りたいですね。
内野手だと川崎(ソフトバンク)、井端(中日)、TSUYOSHI(ロッテ)、中島(西武)あたりはいい選手ですよね。
外野は鈴木(巨人)、赤星(阪神)、青木(ヤクルト)あたりは非常に足が速い。
ホームランを打つ選手はいらないなぁ。キャッチャーで足が速い選手はあまりいないけど、キャッチャーはあまり足はいらないですね。阿部(巨人)はやっぱりいいですね。若いキャッチャーだと狩野(阪神)、米野(ヤクルト)をいれたいですね。

投手はどうでしょう?

青島
一番入れたいのはダルビッシュ(日本ハム)。マー君もいいですね。球に力がある。
あとは、涌井(西武)、岸(西武)、増渕(ヤクルト)かな。それからヤクルトからは、石井一久、五十嵐、高井を入れたいですね。
ルーキーだと巨人の金刃、ベテランだとやっぱり広島の黒田。黒田はいいですね。完投してくれるから。あとは横浜の三浦、オリックスの平野といったところかな。

監督が今一番期待している選手は誰ですか?

青島
やっぱりダルビッシュでしょう。みんな言ってるかもしれないけど(笑)。あとは涌井かな。

ありがとうございます。最後に都市対抗野球大会への抱負をお願いいたします。

青島
初めての都市対抗ですけど、出るからには期待してくれている方もいますし、2年目のチームらしく若々しくはつらつとしたプレーで全国のチームにぶち当たっていきたいと思います。
スピーディーな野球を展開していきたいと思います。

本日はありがとうございました。

青島監督率いるセガサミー野球部は、8月24日(金)より開催されている第78回都市対抗野球大会に東京都代表として出場します!東京ドームでの熱い戦いにご期待下さい。
都市対抗野球大会の詳細については、財団法人 日本野球連盟 公式ホームページをご覧ください。

青島 健太
青島 健太(あおしま・けいた)
出身地:新潟県
出身校:春日部高校-慶応義塾大学
球歴:東芝-ヤクルトスワローズ
生年月日:1958/4/7
身長/体重:183cm/89kg
血液型:O型
投打:右投右打
公式サイト:SEGA SAMMY BASEBALL CLUB